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マウスピース

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
ラグビーワールドカップがかなり盛り上がってますね!
明日は日本代表の試合があります。
テレビの前で応援したいと思います。

ラグビーの選手がマウスピースをしているのをよく見ます。
綺麗な色のものがあったり、国旗を思わせるようなカラーで見ていて楽しいですね。
あれはスポーツマウスピースだと思いますが、ラグビーの選手ほどにもなると
かなり分厚いものを使っているのではないでしょうか。
スクラムを組む時など歯を食いしばったりして歯が割れてしまったり
タックルをして歯が割れたり折れたりしないようにする役割があるとは思いますが
食いしばるといつも以上の力が出るとも言われています。
歯を守るのと同時にパフォーマンスを発揮するためにつけているのかと思います。

スポーツマウスピースほど分厚くはないですが、
夜の歯ぎしりや食いしばりを防止する役割のためにマウスピースを使用する場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群の治療にも使用することがあります。
顎関節症の治療に使用することもあります。
歯にパカっとはめるだけですが、重要な役割を果たしてくれるマウスピースです。

柔らかいものや硬いもの厚さも様々ありますので
口の中の状況を診ながらドクターがしっかりと判断してオーダーメイドで作らせていただいています。
特にセラミック治療をされた方など、夜の歯ぎしり等で割れてしまうこともあったりしますので
試しに装着してみて睡眠に支障が出なければ使用をお勧めします。

マウスピースはなぜか犬に食べられてしまって壊れたという方が何人もいらっしゃいました。
保管する際はケースに入れて食べられそうもないところに保管して下さい。
私の母も犬にマウスピースを食べられました(笑)

顎が痛い、ポキポキ鳴る、セラミックが欠けやすい、歯を食いしばっている等
思い当たるところがありましたら是非ご相談下さい。

色々なお茶

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。

ステインの原因で結構な割合を占めている食品はは

「お茶」「コーヒー」

ではないかと思います。

特にお茶は色々な種類があり、
経験上色の濃いものはもちろん付きやすいのですが
中国茶など茶葉からしっかりと抽出するようなものは余計に沈着するような気がします。

昨日ショッピングモールで沖縄の「さんぴん茶」を買いました。
ジャスミン茶のような味わいでとてもすっきりして美味しいですね!

緑茶は緑っぽく付きますし、麦茶はうっすらと全体的に付いているような気がします。
(医学的根拠は全くありません。全部経験からの推測です。。)

食品で沈着するようなステインは結構除去しやすいのですが
どうしても除去しにくいのは「たばこ」のヤニですね・・・
しっかりとびっしりと付いてしまっているので落とすのが本当に大変でした。
そして中でも一番びっくりしたのは、たばこは吸っていないけど「葉巻」を楽しんでいる。という方です。
それはそれはたくさん付いていたとのことでした。(先輩からの情報です)

嗜好品なので、適度に楽しみつつ
ステインの沈着が気になりました歯科医院までお越しください。
綺麗にお掃除いたします!

歯間ブラシは使ってますか?

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
先日はデンタルフロスのお話をしましたが、今日は歯間ブラシのお話をいたします。

「歯間」というのは、その文字通り
歯と歯の間のことです。
歯と歯が接触しているところもそうですが、歯間ブラシがお掃除をするところは
歯と歯の間の歯茎に近い部分です。

黄色い〇で囲った部分を主にお掃除します。
デンタルフロスでもお掃除は可能ですが、歯間ブラシの方が効率よく汚れを落とせます。

歯間ブラシにも色々な種類があり、特徴としては
サイズが豊富にあること、毛の部分が短いのでお掃除の能力が優れていることだと思います。
けやき歯科で扱っている歯間ブラシもサイズがたくさんあります。

お取り扱いしていないサイズもありますので、スタッフまでお申しつけ下さい。

歯間ブラシを使うと歯茎が削れるのではないか?というご質問も受けますが、
歯間ブラシが原因で歯茎が削れたりすることはありません。
間違った使い方をして歯茎を傷つけて炎症が起き、結果歯茎が下がってしまったように感じることは可能性としてはありますが、
正しく使用していれば本当にしっかりとプラークを落としてくれる優れものです!

普通の歯ブラシと同様に、使用後は水で洗って乾燥させれば何度も使えます。
交換の目安としては、毛が寝てきたり黄ばんできたりしたら交換です。
ごくまれに歯間ブラシが歯の間に挟まったままワイヤーが折れてしまったという方がいらっしゃいます。
無理に抜こうとせずに、ピンセットなどお持ちでしたらしっかりと平行にひっぱれば取れます。
なかなか取れない場合もあるので、その時は歯科医院まで来て下さい。

普通の歯ブラシも使って、デンタルフロスも使って、歯間ブラシも使ってだと
歯ブラシの習慣がめんどくさいものになってしまうと思います。
何か一つでも補助的なものを追加すると口の中の環境がとっても良くなりますので
是非毎日の歯ブラシに追加してみてはいかがでしょうか?
一番の歯磨きゴールデンタイムは寝る前です!!
寝る前だけでもいつも磨けないようなところを磨いてお休みください。

目の下が痛い??

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
この症状は歯科医院?耳鼻科?皮膚科?など迷われる方もいると思います。
魚の骨が刺さったりした場合、歯科医院でも大丈夫ですし耳鼻科でも診てもらえると思います。
しかし、それぞれの設備の違いがありますので迷われましたらとりあえず歯科に来てください。
そのあとどうしても歯科の領域ではない場合耳鼻科をご紹介することになります。

その他にも受診を迷われる場合が多いのが、
「目の下が痛い」「走ると顔が痛い」「歯が痛いのかわからないが顔が痛い」
顔面の痛みを訴える方もいます。
神経痛やその他の病気が隠れている場合もありますので一概には言えませんが、
今まで割と罹患率が多かったものが

「副鼻腔炎」

です。

鼻の空洞に膿が溜まり圧迫してしまうことで痛みが発生します。
この副鼻腔炎は歯が原因で起こることもありますので、その時はしっかりと診断の上
副鼻腔炎の原因となる歯を治すことで痛みが引く場合もあります。
歯は関係なく耳鼻科領域の疾患だった場合は、膿を除去するような薬を飲んだりして治療するそうです。
副鼻腔炎の特徴は、噛んだり、走ったり、ジャンプしたり刺激を与えるとズーンと重いような痛みが走ること。
両方の場合もありますが、片側の場合もあります。
パノラマレントゲンというものを撮影すると、本来空洞で黒く映るはずのとこが膿で白く映ったりしてきます。
歯が原因だった場合は、根っこの先から膿を出すような治療をしたり、予後が悪ければ抜歯を検討することにもなります。

思わぬところで歯が原因で痛みが出る場合がありますので、
どこの病院にかかったらよいかわからない場合は、是非ご連絡下さい。

歯を削る道具

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。

虫歯の治療って歯を削りますよね。
歯はほぼ水晶と同じ硬さがあるみたいで、それ以上硬いものではないと削れません。
歯を削る機械(先生が持っているもの)をタービンと呼び、
そこに付けて直接歯を削るものをバーと呼びます。
バーには膨大な種類があり、一番硬いエナメル質を削るバーにはダイヤモンド加工が施されています。
削るバー、虫歯を取るバー、インレー(銀歯)を綺麗に入れるために形成するバー、CRを綺麗に磨くバーなど
それぞれの用途により異なります。
それらを屈指しながら高速回転するタービンで虫歯を削っていくため、
嫌な音がするんですよね~。
あの音さえなければ耐えられるのに!という方もいらっしゃいます。

歯を削るバーの他には、
大きめのバーもありまして、それは入れ歯の調整や銀歯の調整に使われます。
たまに目に付くところにあって、そんな大きいもので歯を削るのかと聞かれますが
歯を削るのは本当に小さなバーですのでご安心ください。

↑虫歯を削るバー            ↑銀歯や入れ歯を調整するバー

歯科医院には本当に色々な機械や機材があります。
それらを見ただけで歯医者が苦手になる方もいると思います。
怖そうだな、痛そうだなと思う機械でも口の中で使うものではなかったりすることも多々あります。
少しでも不安が解消されますよう、なにか気付いた点があればまた載せていきたいと思います。

デンタルフロス使ってますか?

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
歯ブラシの他に何か補助用具を使って歯磨きしてますか?

おすすめは、デンタルフロスです。
糸ようじとも言いますね。
デンタルフロスは、歯と歯が触れている部分をお掃除したり
歯と歯茎の隙間にある「ポケット」をお掃除するのにとっても便利なものになります。
歯ブラシだけでは歯の表面の汚れは落ちますが、歯の間やポケットの中はなかなかお掃除できません。
一番いいとされているのは、デンタルフロスで歯をお掃除したあとに普通の歯ブラシで磨くことです。
そうするとかなりのお掃除効果が表れます。
歯を磨くのってめんどくさかったりしませんか?
それなのに更にデンタルフロスをやるとなるとどうしてもやり忘れてしまったり、めんどくさくて習慣化されにくいです。
なのでめんどくさいことは先にやってしまう習慣をつけましょう!
フロスだけでは物足りないので歯ブラシも使うことになりますよね?
そうすることで虫歯や歯周病の予防効果も絶大となります。

手に巻いて使うタイプと、柄がついているものがあります。
どちらもお掃除効果としては変わらないのですが
今まであまり使ったことがない方は柄のついているものをお勧めします。
柄が付いていることで奥歯までしっかり届きます。
より経済的・衛生的にと考えている方は手に巻いて使うタイプをお勧めします。
毎回綺麗な部分で惜しみなく使うことができます。
強く歯茎に当ててしまうと、歯茎が傷つく可能性がありますので
痛くない程度の力で使用しましょう。

歯間ブラシも補助用具の一つですが、使用用途が異なりますので
また次回お話しします。

歯科技工士という仕事

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。

けやき歯科クリニックでは虫歯等の治療をしたあとの銀歯やクラウン(総称して補綴物と呼びます)
外注して作製していただいております。
それを作る仕事をするのが「歯科技工士」という職種です。
技工士さんは直接患者さんの口の中を見るわけではないのに、とても綺麗に補綴物を作製してくれます。
色も形もぴったりに作製するのはとても大変なことですが、優秀な技工士さんにお願いしているので
その点もご安心下さい!

特に前歯の補綴物は顔の印象にとても関わってきます。
技工所に依頼をするときには、クリニックで写真を撮ってそれを技工士さんにメールして参考にしてもらっています。
仮歯の作成等もお願いすることがあるのですが、技工士さんは本当に綺麗に作ってくれます。

なかなか患者さんの前に登場することは少ないと思いますが、
歯科治療をするにあたり歯科技工士さんはとても重要な役割をしてくれています。
内覧会のお手伝いをしていただいた<成田デンタル>の方は、
誰よりも補綴物について詳しい自信がある!!!
と、大変頼もしい方でした。
ドクターよりももっともっと詳しい人もいますので、より詳しく説明を聞きたいという方がいましたら
直接患者さんのところに説明に来てくれる技工士さんもいますのでスタッフまでお声がけ下さい。

2回目の無料相談会が終わりました

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
本日2回目の無料矯正相談会が終了いたしました。
たくさんの方にいらっしゃっていただきありがとうございました。

矯正治療も、最初は検査や診断等で何度も通わなければいけないのですが
装置を付けてしまえばあとは月に1度程度の頻度で通うことがほとんどだと思います。

オーソドックスな矯正装置の話になりますが(マルチブラケットシステム)
毎月1回ワイヤーとゴムを交換します。
歯に付いているプラスチックの四角い装置はよっぽどのことがない限りは外しません。
(私は1度も外したことはありません)
ゴムの種類にもよりますが、カラフルなゴムを準備してくれている歯科医院も多いかと思います。
今思えば毎月カラフルにすればよかったなと後悔しています。
最後の調整の時に下だけ水色にしてみました。

私の友達は、季節に合わせて変えていました。
ハロウィンの時はオレンジと緑にしていたり、
クリスマスの時は赤と緑でした。
せっかく治療をしているのだからもっと楽しめばよかったと思っています。

ブラケット装置が外れてからも、歯の裏側にワイヤー固定をしています。
これは一生外さないほうがいいと言われました。
ドクターによって考え方も様々あるみたいですが、ワイヤーが固定されているので
よっぽどのことがない限り後戻り(元の歯並びに戻ろうとする)はしないと思います。
長い時間をかけて矯正治療をしても、後戻り防止の装置を付けないとまた歯並びが悪くなる可能性もあります。
一生の付き合いになるとは思いますが、やってよかったですね!

次回は10月12日(土)です。
鴻巣の花火大会の日ですね~
大きい花火は何時頃あがるのでしょうか?
駅から見えるぐらいの大きさなのでしょうかね?
街が賑わうのが楽しみです。

歯を抜くということ

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
昨日は麻酔のお話をしましたが、歯科の治療の中で必ず麻酔をするのは抜歯をするときではないでしょうか。
(たまに歯周病が進行してしまい、無麻酔で抜歯ができるほどグラグラな場合はあります)
歯を抜くということは、もうこれ以上保存が効かない場合にやむを得ず抜歯を選択することになります。
歯を抜いてしまうと残念ながら人間はもう大人の歯は生えてきません。
しかし、歯を抜いたあとでもそこを補う治療はいくつかありますのでご安心下さい。

私は矯正治療をしているので、全部で5本抜歯をしています。
親知らずを入れると32本あるのですが、そのうち5本を抜かなければ綺麗に並ばないほどでした。
人生で初めて抜歯をしたときは、それはそれは緊張しました。
前の職場のドクターに昼休みにちょっと抜いてあげるよと言われたのですが・・・
そんなに簡単に抜けるの!?とかなり驚きました。
麻酔をしたのも1回しかなく、麻酔も抜歯もほぼ経験がありません。
心配していたのですが、大げさに言うと5秒ぐらいで抜けました。本当にあっという間に抜けてしまって怖がる暇もなかったですね。
その時は麻酔をしているので痛くないのですが、麻酔が切れかかったころだんだんと痛み出しました。

抜歯後の注意としては、
◆運動は控えること
◇熱いお風呂にはつからずシャワーで済ませること
◆ブクブクうがいを控えること
◇処方された薬(抗生剤)は必ず飲み切ること
◆大きく腫れたり痛みがひかない場合でも氷で冷やさないこと
◇痛みが大きい場合は水でしぼったタオルで冷やすとよい
◆お酒は控えること
などなど、結構控えなければいけないことがあります。
これを守らずに過ごしてしまうと、ものすごく痛みが出る可能性がありますのでご注意下さい。
本当に痛くなるのかと、抜歯後にお酒を飲んだ先輩がいるのですが、本当に痛くて大変だったみたいです。

抜歯も、簡単に抜けるものと全然抜けなくて大変な思いをすることがあります。
抜歯が大変でトラウマになっている方のほとんどが、下の親知らずを抜いた方ですね。
下の親知らずを抜くのは本当に大変です。
何時間もかかる場合がありますし、途中で全然抜けない時もあります。
そうなってしまうともう抜歯をするのは嫌になりますよね。。

抜歯をしたあとは、しっかりと要注意事項をお守りいただきますようお願いします。

歯科治療で嫌われるもの

こんばんは。歯科医師の赤間です。
だいたいの人って歯科治療嫌いですよね。
私も好きではありません。
何が嫌いかって、みなさん「痛い」から嫌いなんだと思います。
(何回も通わせる、高い治療を勧められる等色々あるとは思いますが。)
そしてその痛みを軽減するはずの麻酔。それも「痛い」ことが原因だと思います。

もちろん麻酔をしないで虫歯の治療をすることもあります。
麻酔をしてしまうと削りすぎてしまって重要な神経まで到達してしまう可能性もあったりします。
小さい虫歯などは神経までの距離があるために、麻酔をしなくても痛みが出ることが少ないです。
大きくなってしまった虫歯は削るときに痛みが出てしまうために、ほとんどの場合麻酔をします。
その麻酔というのは注射です。
大学病院などは、全身麻酔をすることもありますが、一般のクリニックではそこまでの設備がありません。
なので局所に効く麻酔を打ちます。
そしてこれが痛いんですよね。
なんで痛いかというと、まず針を刺すのが痛い。
その次に麻酔薬を注入する時に圧力で痛い。
だんだんと麻酔薬が効き始めると痛みは消失してきますが、それまでが痛いんです。
だから歯医者は嫌われるんですよね・・・

だがしかし!
そんな歯医者嫌いな方に朗報です。
最近の麻酔は進化しています。
けやき歯科クリニックでは、麻酔の痛みを軽減するために色々と準備をしています。

①表面麻酔
麻酔をする前の麻酔です。
こちらは塗り薬になるので当然痛みは皆無です。
針を刺す痛みを軽減するためのものです。

②細い針
針が太いと単純に痛みが増します。
今はかなり細い注射針もありますので、クリニックで使用する針はかなり細いものを使用しています。

③注射薬を温める
注射薬が冷たいと、体内との温度差でより痛く感じます。
注射薬を温める専用の機械を準備しております。

④電動麻酔
最近の主流は電動麻酔です。
前までは先生の手で麻酔薬を注入していましたが、それだと麻酔薬の注入速度が変化しそれで痛みを感じることがありました。
あとは力が強い先生だともっと痛みますね。
電動麻酔だと、麻酔の注入速度を一定に保つことができて尚且つゆっくりと注入することができるので痛みがほとんど出ないと言われています。

ただでさえ虫歯の治療は痛いのに、それを軽減するはずの麻酔まで痛いと本当に歯科が嫌いになりますよね。
痛みが出てしまうのはしょうがない部分もあります。
虫歯が大きくて炎症が強いと麻酔は効きません。
数本は打ちますが、効くまで何本も何本も麻酔を打つことはできません。
そうなると痛みを我慢して治療を受けなければいけなくなってしまうのも事実です。
あとは体質もあるようで、少しの量で効いて何時間も麻痺が続く人もいますし
2~3本打っても全く効かない人もいます。
色々な状況を見極めて判断していますのが、痛みが出てしまった時は申し訳ありません。

なるべく痛くない治療、そして削らない治療、抜かない治療というものを心がけています。
どうしても治療が必要な歯はしっかりと説明をしてしっかりとご納得の上治療を始めますので
不明点があればすぐにご相談下さい。

  

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