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歯を抜くということ

こんばんは。歯科衛生士の赤間です。
昨日は麻酔のお話をしましたが、歯科の治療の中で必ず麻酔をするのは抜歯をするときではないでしょうか。
(たまに歯周病が進行してしまい、無麻酔で抜歯ができるほどグラグラな場合はあります)
歯を抜くということは、もうこれ以上保存が効かない場合にやむを得ず抜歯を選択することになります。
歯を抜いてしまうと残念ながら人間はもう大人の歯は生えてきません。
しかし、歯を抜いたあとでもそこを補う治療はいくつかありますのでご安心下さい。

私は矯正治療をしているので、全部で5本抜歯をしています。
親知らずを入れると32本あるのですが、そのうち5本を抜かなければ綺麗に並ばないほどでした。
人生で初めて抜歯をしたときは、それはそれは緊張しました。
前の職場のドクターに昼休みにちょっと抜いてあげるよと言われたのですが・・・
そんなに簡単に抜けるの!?とかなり驚きました。
麻酔をしたのも1回しかなく、麻酔も抜歯もほぼ経験がありません。
心配していたのですが、大げさに言うと5秒ぐらいで抜けました。本当にあっという間に抜けてしまって怖がる暇もなかったですね。
その時は麻酔をしているので痛くないのですが、麻酔が切れかかったころだんだんと痛み出しました。

抜歯後の注意としては、
◆運動は控えること
◇熱いお風呂にはつからずシャワーで済ませること
◆ブクブクうがいを控えること
◇処方された薬(抗生剤)は必ず飲み切ること
◆大きく腫れたり痛みがひかない場合でも氷で冷やさないこと
◇痛みが大きい場合は水でしぼったタオルで冷やすとよい
◆お酒は控えること
などなど、結構控えなければいけないことがあります。
これを守らずに過ごしてしまうと、ものすごく痛みが出る可能性がありますのでご注意下さい。
本当に痛くなるのかと、抜歯後にお酒を飲んだ先輩がいるのですが、本当に痛くて大変だったみたいです。

抜歯も、簡単に抜けるものと全然抜けなくて大変な思いをすることがあります。
抜歯が大変でトラウマになっている方のほとんどが、下の親知らずを抜いた方ですね。
下の親知らずを抜くのは本当に大変です。
何時間もかかる場合がありますし、途中で全然抜けない時もあります。
そうなってしまうともう抜歯をするのは嫌になりますよね。。

抜歯をしたあとは、しっかりと要注意事項をお守りいただきますようお願いします。

  

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