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位相差顕微鏡で細菌を見てみませんか?

開業したばかりですが、最初から色々な機器を揃えました。
特に<位相差顕微鏡>を導入しているクリニックはまだ少ないのではないかなと思います。
 

位相差顕微鏡とは、口の中の細菌をリアルタイムで観察できるものすごい顕微鏡なんです!
上の画像は静止画ですが、本来は動いています。
口の中には何億・何十億と数えきれないほどの小さな細菌がいます。
害のない常在菌がほとんどと言われていますが、歯周病の原因になる細菌が鮮明に観察することができます。
ヘビのように動いている細菌が「スピロヘータ」と呼ばれています。
うねうねして動いているのがよくわかります。
成熟したプラーク(ずっと溜まっているプラーク)に多く見られるといわれています。
他には白血球も観察することができ、白血球は炎症が起きているところによく見られますので
白血球が多く観察できる場合は歯周病が起きている可能性があることを示しています。

自分の口の中に本当に細菌がいるの?と疑問に思っている方もたくさんいると思いますが
本当に動く細菌がいるんです!
私も自分のプラークを観察したときに絶望しました・・・
綺麗に磨いている自信があったけど、歯周ポケットの奥深くでは細菌が活発に活動していました。

実際に自分の口の中の細菌を目の当たりにすると、ブラッシングだけでは十分でないことがわかると思います。
やはり大事になってくるのは歯科医院でのプロフェッショナルケアですね。
歯ブラシでは届かないところのお掃除や消毒を行うことができます。
日々のメンテナンスはご自身でしっかりと行っていただき、数ヶ月に1度は歯科医院でのメンテナンスをお勧めいたします。

けやき歯科クリニックでは、どなた様に対しても<位相差顕微鏡>を使って細菌の観察をしていただくことができます。
「自分の細菌が見たい!」とおっしゃっていただければすぐに見れますので、スタッフまでお申し出ください。
口の中のプラークをほんの少しだけ採って顕微鏡にセットして観察するだけです。
もちろん全然痛くありませんし、時間もかかりません。
是非けやき歯科にいらっしゃった際には、<位相差顕微鏡>で細菌を観察しましょう!
お待ちしています。

  

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